タレントの壇蜜(36)が、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたタレント清水良太郎容疑者(29)が薬物に手を出すに至った動機を推察した。

 15日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」は、歌手の美川憲一が良太郎容疑者に違法カジノ賭博の疑惑について説教した先月29日放送の同局系「今夜解禁! ザ・因縁」のVTRをオンエア。女医でタレントの西川史子は、良太郎容疑者が「そもそも違法な店と知らずに入っている、だまされている側なんですよ」などと自己弁護を繰り返したことに「2世には2世の苦しみってあるとは思うんですけど、美川さんもおっしゃっていた通りで、甘い」と切り捨てた。

 壇蜜は、ものまねタレント清水アキラの三男である良太郎容疑者が「2世」として報じられることへの不満を訴えていたことを受け、「お父さんの才能をあれだけ引き継いできたゆえの誇りでもあるし、それが苦悩だったり…だからといってお父さんから完全に離れて仕事をすることもできないっていうので、がんじがらめになって、現実逃避して正気を保つという手段を選びに選んで行き着いた結果が今回のカジノであったり薬物だったりっていう疑惑なんじゃないか」と推察した。

 テリー伊藤は「相当タチ悪い。たとえばヤクザ者の男が高校生にクスリ飲ませてるのと一緒ですよ」と指摘。良太郎容疑者が風俗嬢に対し薬物を使って性的行為をする通称「キメセク」を強要した疑いがあることに、「見たこともないような人にクスリを飲ませるって、過去にやってるよね。普通、クスリをやるときってもっと警戒心がある。警戒心を忘れるくらいハマってるってこと」と常習性を疑った。