浦井健治主演の舞台「ペール・ギュント」(12月6~24日、東京・世田谷パブリックシアター)の会見が24日、都内で行われた。自分探しの旅に出たペールを主人公にしたイプセンの名作を、来年の平昌冬季五輪の開・閉会式の演出家ヤン・ジョンウンが演出する。浦井のほか、水谷豊・伊藤蘭夫妻の長女趣里、マルシア、浅野雅博、韓国からユン・ダギョンらが出演する。

 すでに稽古は始まっており、1日8時間の長い稽古が続いている。浦井は「稽古場はエネルギーに満ちている。自分探しで1番大切なものは何かというメッセージを見る人に届けたい」と言えば、趣里は「稽古は濃密で、1分1秒を体に刻み付けている。みんなのエネルギーが必ずお客さんに伝わると思うはず」と話した。