人気バンド「ゲスの極み乙女。」が4日、インテックス大阪で、吉本新喜劇座長の小籔千豊(44)主宰の「コヤブソニック」に出演し、ボーカルの川谷絵音(28)は「意外と最近、太ったんです。大きくなりました」と語った。

 川谷は小籔と親交があり、フェスにゲスト出演。6曲を披露し、途中で「ほんとはMCの予定なかったんだけど」と切り出し、演奏を中断。客席に「皆さん、緊張してる?」と話し掛け、「僕の顔見ると、緊張するお客さんがいるって聞いた」「さっきもスタッフさん、僕の顔見たら『あ、うわさの…』みたいな感じで」などと話し始めた。

 タレントほのかりん(21)との未成年飲酒騒動を機にした一連の騒動を、自らいじってみせ、さらに「もうね、2年たってますからね。ワイドショーなんか、誰か不倫すると、僕らの曲使うの、どうなんでしょうかね」と疑問も投げかけた。

 続けて、その選曲にも言及。「私以外私じゃないの」「ロマンスがありあまる」の曲名をあげ「どっちかなんですけどね、使われるの。やっぱり、ロマンス-の方が多いかな。(話題に)しっくりくるのか、ロマンスがありあまって、そうなちゃったの? みたいな」と、自虐ネタも余裕で転がしていった。

 また、騒動のピーク時には「バイク8台と車3台、計11台に追い掛けられ、まいたかな? って思うと、別の車がいたり。そんな僕に興味あります?」とも話し、客席からは再び爆笑が起こった。

 騒動をもネタにした“軽口”トークの川谷が出番を終えると、小籔が登場。川谷は小籔に「いや、言わざるを得ない雰囲気なんですよね、最近」と笑いながら訴えた。

 2人は、川谷の一連の騒動が発覚する以前からの知り合いだといい、小籔によると「15年の夏ごろ」から、ゲス極みバンドに師事。小籔が、ドラムなどのレッスンに通い、川谷とはランチや会食、飲酒をともにする仲だったという。

 さらに、川谷は、小籔が野性爆弾・くっきーらと組むバンド「ジェニーハイ」のプロデュースも担当しており、関係は深い。

 小籔は「こんな細いのに、すごいパワフル」と川谷を紹介し、これに川谷は「最近太った」と明かした。

 小籔は川谷の「気さくな人柄」にぞっこんのようで「ツアーとツアーの合間にランチに付き合ってくれたり。夜ご飯食べて、翌日一緒に買い物行って、また昼ご飯たべて…みたいなこともして、おれ『え? これ、つきあってるみたいな?』と錯覚した」と笑わせていた。