コンサートの後半では、乃木坂46の選抜メンバーたちによる歌唱コーナーが設けられた。現センターの西野七瀬(23)の導きで、まずは11枚目シングル「命は美しい」を披露。続いては、3期生の大園桃子(18)と与田祐希(17)のダブルセンター曲「逃げ水」。3曲目は、白石麻衣(25)が、ステージ上で炎を操る演出をした上でメンバーを登壇させての、17枚目シングル「インフルエンサー」で、会場を真っ赤に燃えさせた。

 最大のハイライトは、乃木坂46を大樹のように長く支えてきた、グループで一番の代表曲、13年3月発売の5枚目シングル「君の名は希望」だった。生田絵梨花(20)のピアノ伴奏でセンター生駒里奈(21)が歌い出し、ほかのメンバーも続いた。観客は、黄色のペンライトを振って、その歌声に聴き入った。

 当コーナーの最後は、グループ1の歌唱力を誇る生田がセンターの10枚目シングル「何度目の青空か?」。今度は、真っ青のペンライトで埋め尽くされたドームで、全メンバーで大合唱した。