落語家桂文枝(74)が9日、大阪市内で会見し、50周年を締めくくる公演「ファイナルステージ~またここから始まる~」(12月1日、大阪・オリックス劇場)に歌手加山雄三(80)がゲスト出演することを発表した。

 文枝は「憧れの方と一緒に共演できて本当に幸せです」と笑顔を見せた。当日は文枝がウクレレを弾き、加山の代表曲「君といつまで」などを一緒に歌うことも計画している。

 同公演は落語、トーク、コンサートの3部構成。すでに三遊亭円楽、さだまさしのゲスト出演が決まっている。この日は新たにトークのゲストとして関根勤が出演することも発表。「関根さんはとにかくよく笑う。あの笑いの“社交術”を教えてもらいたい」と期待した。記念すべき公演に「親しくさせていただいているみなさんにお祝いに駆けつけていただくようです」と喜んだ。

 また50周年公演の一環として11月16日に自身初となる台湾公演、12月14日には6年ぶりとなるシンガポール公演を開催することも発表した。