ダウンタウンの松本人志(54)が、3日に行われた「M-1グランプリ2017」で自身の最高点をつけて絶賛するも敗退したジャルジャルの敗因を語った。

 10日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」には、M-1王者となったとろサーモンと、2年連続で2位となった和牛が出演。和牛の水田信二が、とろサーモンとの共演に「しんどいです。チャンピオンを見るたびに負けたんやなっていうのをずっと再確認させられている状態。去年は耐えられたんですけど、2回連続はしんどい」と心境を吐露すると、松本も「俺もすごい複雑で、実は和牛に最終的に(票を)入れてる。もっと言えばあの日、一番面白かったのはジャルジャルで、ここにいない」と語った。

 松本は和牛のネタについて「1本目は本当に素晴らしくて、実はアレすごい。前半はフリとして普通に2人で漫才をやって、後半のオチは3人目が出てきて、実はアレ、トリオ漫才なんですよ」と解説し、「それって俺あんまり見たことない。すげぇなと思った」と絶賛。「和牛はストーリーできちゃったから来年行くしかないよな、またな」と期待した。

 和牛の川西賢志郎が、今年のM-1優勝への気負いから「この1年、漫才が楽しくなかった」と振り返り、来年に向けて「優勝せなアカンっていう期待値もあるけど、楽しもうかなと。とことん」と語ると、松本も「ジャルジャルがあんなに良かったのになぜアカンかったかって唯一言えば、ちょっと感心させてしまった」と敗因を語り、M-1優勝を目指す和牛へのアドバイスに代えた。