米経済誌フォーブスが、「2017年度、最も興行収益をあげた俳優リスト」を発表。米アクション俳優のヴィン・ディーゼル(50)が総額16億ドル(約1801億円)の世界興行収益で1位に輝いたことがわかった。

 今年4月に全米公開されたディーゼル主演の人気シリーズ8作目「ワイルド・スピード ICE BREAK」は、12億ドル(約1351億円)を超える世界興行収益をあげている。

 2位は同じく、同映画に主演したドゥエイン・ジョンソンで、映画版「ベイウォッチ」(2017年全米公開)などへの主演も含め、総額15億ドル(1689億円)の興行収益をあげた。3位は映画「ワンダー・ウーマン」の主演女優ガル・ガドット(14億ドル)、4位はエマ・ワトソン(13億ドル)、5位はジョニー・デップ(11億ドル)となっている。

 以下トップ10は、6位 デイジー・リドリー(10億8000万ドル)、7位 トム・ホランド(8億8800万ドル)、8位 クリス・プラット(8億6400万ドル)、9位 クリス・ヘムズワース(8億4500万ドル)、10位 ジョン・ボイエガ(8億1500万ドル)の順となっている。

 なお、昨年の1位はスカーレット・ヨハンソン(12億ドル)で、2位はクリス・エヴァンス、3位はロバート・ダウニー・Jr.だったが、今年のリストには入っていない。(ニューヨーク=鹿目直子)