18日発売の「週刊文春」で看護師女性の不倫疑惑を報じられた、音楽プロデューサー小室哲哉(59)が19日、都内で会見を開き「僕なりの騒動のケジメとして引退を決意しました」と引退を発表した。

 小室がプロデュースし、17年2月にメジャーデビューした5人組ガールズグループDef Willは「これから先どのような形であっても、小室さんに頂いたチャンス、そしてこの御恩を返せるように努力し続けたい」などとコメントを発表した。

 Def Willは15年11月に結成され、16年の「Lovely Day」、17年のメジャーデビュー曲「Winding Road」、「あなたという明日」全て小室の作詞作曲による楽曲だった。小室の引退会見3日前の16日には、小室が手がけた90年代のヒット曲「寒い夜だから…」(trf)、「Baby baby baby」(dos)、「Lady Generation」(篠原涼子)をカバーしたミュージックビデオのダイジェスト映像を、YouTubeで公開したばかりで、楽曲自体も2月から各配信サイトでリリースされることが決まっていた。

 「突然の小室さんの引退の発表にメンバー一同とても驚いています。私たちDef Willは小室さんに選ばれ、小室さんプロデュースのもと、小室さんの楽曲でデビューしました。小室さんなしではDef Willというグループはここにはありません。私たちが今こうして活動出来ているのは小室さんとの出会いがあったからです。つい先日も、小室さんの名曲をカバーさせていただき、改めてその楽曲の素晴らしさに感動し、そんな小室さんのプロデュースのもとで活動できることを幸せに思っていました。そんな矢先の今回の小室さん引退は、本当に突然すぎてメンバー一同まだ現実を飲み込めておらず、とても動揺しています。ですが、今はただこれから先どのような形であっても、小室さんに頂いたチャンス、そしてこの御恩を返せるように努力し続けたいと思います。Def Willとして私たちを見出し、活動の場を下さり本当にありがとうございますと直接お伝えしたい気持ちでいっぱいです」(原文のまま。全文)