つかこうへい作の舞台「熱海殺人事件」(17日~3月5日)の公開稽古が16日、東京・新宿の紀伊国屋ホールで行われ、休憩時間にテレビで見たという熊田刑事役のノンスタイル石田明(37)は「出演者全員が羽生君になった気持ちで、羽生君ばりのノーミスでやりたい」と話した。

「熱海-」は1973年に初演されたつか氏の代表作で、今年は初演から45周年にあたる。木村伝兵衛部長刑事役の味方良介(25)は「このメンツなら勝てると思う」と話せば、警官水野役の木崎ゆりあ(22)は「この作品に出会えて良かったと、心から思います」。