丘みどり(33)が8日、滋賀・高島市の白鬚(しらひげ)神社で新曲「鳰の湖(におのうみ)」ヒット祈願を行った。同曲は琵琶湖が舞台。湖のほとりにあり「延命長寿」の神様でパワースポットとして知られる同神社には、紫式部の歌碑が境内にあることから、重さ20キロの十二単(ひとえ)を羽織って登場。「歌手として長生きしたい。紫式部のように1000年残る名曲にしたい」。

 NHK紅白歌合戦に昨年初出場後、年明けから3月にかけてテレビ出演は40本、イベント出演も年間で150本に迫るペースになった。日本テレビ系「ヒルナンデス!」などにも出演した影響から、イベント客席に女子高生の姿も見られるようになった。「コント番組にも出てみたい。演歌歌手のイメージにないところでも頑張りたい」と言うが「もう1回紅白の舞台に立ちたい。今年が大事な1年です」と“本業”の充実も強調した。【大友陽平】