北村一輝(48)が14日、都内でアニメ映画「映画プリキュアスーパースターズ!」(池田洋子監督、17日公開)公開直前親子試写会とホワイトデー舞台あいさつに出席した。

 声優初挑戦の北村は、プリキュアたちと敵対する怪物ウソバーッカを演じた。「声だけでやるのは難しいけれど、新しいことをやる喜びの方が大きかった」と充実の表情で振り返った。また「悪役だけど、悪くないようにやりました。人間ではないので自分の部分を消して、プリキュアの世界観を崩さないように演じました」と話した。

 キュアエールを演じた声優引坂理絵から「『怖がらせちゃいけない』と思ってるのが伝わってくる。怖いだけじゃない、かわいらしさを感じました」と評価されると、照れ笑いを浮かべた。

 この日はホワイトデー。思い出を聞かれると、しばらく考え込んだ後「ないですねえ」。「こんなこと言うと、ひどい人みたい」と周囲の反応を気にしながら「ホワイトデーにこんなにかわいい子とたちといられて幸せです!」。

 プリキュアから北村への感謝の気持ちとして作られた1万個のキャンディーによる巨大モザイクアートも披露された。北村は「食べたくない。ずっと見ていたい」と感激した様子。「(キュア)エール大好きです」と感謝の気持ちを伝えた。

 声優の本泉莉奈と、女優で声優の美山加恋(21)も登壇した。