俳優坂口健太郎(26)が4日、都内で主演するフジテレビ系ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」(10日スタート、火曜午後9時)の制作発表会見に出席した。

 16年に韓国で放送された、同名ドラマのリメーク版。現代を生きる警察官が、無線機を通して過去を生きる刑事と協力し、未解決事件を解決していく物語。坂口は主人公の警察官、三枝健人を演じる。

 連続ドラマ初主演に挑戦する坂口は「ありがたいです」と笑顔を見せた。主演という立場について「どうしたらいいのかと思うこともありましたが、三枝健人を通して、僕なりの居方でいいかなと思います」とリラックスした表情で話した。撮影に臨む姿勢は映画に初めて出演した時から変わっていないが、「差し入れをいっぱいしたり、宣伝をたくさんしたりしています」と座長ならではの苦労を明かして笑わせた。

 ドラマのタイトルになぞらえて「過去の自分に言ってあげたいこと」を聞かれると、坂口は、幼少期に音楽を習っていた経験を話し「役作りで楽器を弾くことがあって。先生が怖くて(音楽を)辞めてしまったんですけど、『続けな』と小さい頃の自分に伝えてあげたいです」。共演の木村祐一(55)は「出演者がモンスター級に高身長」と、モデル出身の坂口をはじめ、共演の渡部篤郎(49)や北村一輝(48)ら高身長メンバーをチラリ。「小学校の頃の自分にもうちょっとカルシウムを取るように言いたいです」と過去の自分に訴えていた。

 吉瀬美智子(43)池田鉄洋(47)甲本雅裕(52)も登壇した。