アンジュルムのリーダーで、ハロー!プロジェクト全体のリーダーも務める和田彩花(23)が5日、ブログを更新し、来年春のツアーをもってグループから卒業することを発表した。

 「私、和田彩花は2019年の春ツアーをもって、アンジュルム及びハロー!プロジェクトを卒業させていただきます」と報告。「このような決断に今まさに皆さまの心を大きく動かしてしまっているかと思います。申し訳ありません」と謝罪した。グループとして活動するか、卒業して1人で活動するか、さまざまな葛藤があったことを明かした。

 芸能界引退はせず、ソロで活動を続けるという。「ステージに立ち続けたいです。30代になったとき1人でステージで歌って踊っていることが次の目標です」と宣言し、「そして、できればアイドルで居たいのです。それはアイドルでやることではないのかも? 今からアイドル? そう言われれば言われるほどアイドルで挑戦してやると思うのです」と「アイドル」への強いこだわりをつづった。

 09年、アンジュルムに改名する前のユニット「スマイレージ」に加入した初代メンバーで、最後の1人だ。卒業すれば、グループ内にオリジナルメンバーがいなくなる。「今とこれからのアンジュルムに、後輩たちに必要なのは、私ではなくメンバーそれぞれが自立することだと思いました」と説明し、「いい意味で私を忘れて、みんなで『アンジュルム』をつくってもらいたい」と後輩たちにエールを送った。

 ラストはファンに向かって「残り1年となりますが、最高な形のグループをお見せできるよう精いっぱい頑張っていきますのでどうか最後まで見守っていただけたらうれしいなと思います。なによりも、未来を楽しみに待ってもらえるよう努力いたします」と呼びかけた。