18日に放送された吉高由里子が主演を務める日本テレビ系の「正義のセ」(水曜午後10時)の第2回平均視聴率が9・9%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 11日の初回放送は平均視聴率11・0%(同)だった。

 阿川佐和子氏の同名小説シリーズが原作。ドラマは吉高が演じる2年目の検事竹村凜々子が、一生懸命に周囲を巻き込んで事件に取り組み、検事として女性として成長する物語。

 18日のあらすじは、凜々子(吉高由里子)は中牟田(大野拓朗)と3カ月ぶりのデートを楽しんでいたが、徳永(塚地武雅)から「仕事を代わってほしい」と連絡が入りおじゃんになってしまう。

 そんなある日、凜々子は初めて殺人事件を任され「頑張ります」と張り切るが、担当事務官の相原(安田顕)は、空回りを心配する。事件の被疑者は、夫の町田義之(大澄賢也)を殴って死亡させたという妻のかれん(財前直見)だった。かれんは「夫の暴力から身を守るため」と殺意を否認、凜々子も同情してしまう。しかし相原は、19歳になる一人娘まりあ(矢作穂香)の居場所も知らないという供述に違和感を覚える。

 その後調査を進めると、かれんが夫以外の男性とよく会っていたとの情報が入る。司法解剖でも新事実が見つかり、殺意があったのではないかとの疑いが強まる。