作家でミュージシャンの辻仁成(58)が、軽度の突発性難聴を患っていたことを公表した。

 辻は19日にツイッターを更新。「軽度の突発性難聴、無事に平衡感覚取り戻せた」と、体調を崩していたことを告白。「息子に支えられた数日だった。心強い」と一緒に暮らす長男に感謝した。

 14年7月に3度目の離婚をして以降、シングルファーザーとして長男を育ててきた辻だが、「子育ての一番大変な時期は越えたかな」と子どもの成長にしみじみ。来年高校生となる愛息について、「成績も上がり、いよいよ大学受験へ向け第2段階スタート」と期待しつつ、「神様あと十年力を貸してください」と、長男の成人に向け、自身の健康を願った。

 最後に「不意に皆さんにお礼を言いたくなった。ありがとう」と感謝の言葉で締めくくり、フォロワーからは「無理しないでくださいね」「お大事に」と体調を気遣うコメントが多数寄せられた。

 これまでに突発性難聴を告白したミュージシャンは多く、今年1月に引退を表明した音楽プロデューサーの小室哲哉は左耳に患っていたことを告白。KinKi Kids堂本剛は同様の症状で昨年6月に入院し、約4カ月間活動を休止した。そのほかシンガー・ソングライターのスガシカオや、エレファントカシマシのボーカル宮本浩次も発症し、活動を一時休止していた。