ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が、複数テレビ局の記者から受けた行き過ぎた取材を暴露し、報道のあり方について批判した。

 辞任に追い込まれた財務省の福田淳一事務次官のセクハラ問題をめぐり、週刊新潮で告発したテレビ朝日女性記者のとった行動の是非についての議論が沸騰する中、堀江氏は19日にツイッターを更新。「財務次官の問題の真相はわかりませんが、私は検察に逮捕される直前に親しいテレビ朝日の女性記者から心配してる事を装って携帯電話に電話がかかってきて会話を全部録音されて逮捕後に放送された経験あります」と振り返った。

 さらに「これは日本テレビの男性記者にですが逮捕される1カ月くらい前に女子アナ合コンに誘われて、机の下に隠したテレビカメラでその様子を盗撮されやはり逮捕後に放送されたことあります」とも明かした堀江氏は、「まあテレビ局ってのはそんな感じの下衆いことをやって視聴率を稼いでる組織だってことですよ笑」と皮肉を込め、「私が逮捕されたからドサクサに紛れて放送してたみたいだけど、これって犯罪行為なんじゃないの?って思いますけどね」と報道姿勢に疑問を呈した。

 ほかにも堀江氏は「ちなみにTBSの男性記者は収監前の仲間内のパーティーに潜入して盗撮してたし、フジテレビの長谷川元アナは高速道路で箱乗りしながら身体をほとんど窓から出して追っかけてきてたな」と、各テレビ局記者の行き過ぎた取材を次々に暴露し、「全部犯罪行為やで笑」と指摘した。