女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)1日放送第26話の平均視聴率が18・5%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、農協に就職せず、東京で漫画家になると晴(松雪泰子)に伝えた鈴愛(永野芽郁)だったが、晴は思いもよらない告白に怒り心頭。その後も口も聞いてくれず家の中が重苦しいと鈴愛は仲間に相談する。そこに秋風羽織(豊川悦司)のマネジャー菱本若菜(井川遥)から電話がかかり、対応した宇太郎(滝藤賢一)は、秋風の名前が言えず、菱本を怒らせてしまうと、自分も頭に血が上り鈴愛の就職の話をなかったことにしてしまった。その晩、鈴愛は「子供の夢をつぶしてなにがお父ちゃんや」と怒り、農協の内定も祖父仙吉(中村雅俊)の口利きでもらった事も知り、「この家はうそつき家族や」と言い放ち、泣きながら家を飛び出していった、という内容だった。