博多華丸・大吉の博多大吉(47)が、MCを務めるNHK「あさイチ」で恒例となっている“朝ドラ受け”での発言について、番組スタッフから間違いを指摘されたことを明かした。

 華丸・大吉の2人は、4月から同番組の新MCに就任。前任のV6井ノ原快彦と有働由美子アナウンサーのコンビ時代から恒例となっていた番組オープニングでの朝ドラ受けも引き継いで行っている。現在放送中の連続テレビ小説「半分、青い。」は、高度成長期から現代までを駆け抜けて、大きな発明を成し遂げたヒロインの姿を描いており、2日放送回はヒロインの鈴愛(すずめ)が漫画家になるため東京行きを決意し、家族から大反対されるも「東京へ行く」と宣言したシーンで終了。「あさイチ」では華丸が「どっちかなぁ。東京駅か、品川で降りるのかな?」とボケて笑いを誘っていた。

 大吉は同日、水曜レギュラーを務めるTBSラジオ「たまむすび」で朝ドラ受けの話題になり、「やっぱり何か言わないといかんじゃないですか。基本的には華丸さんに丸投げしているんですよ」と普段の姿勢を明かすとともに、この日の華丸の“ボケ”に言及。「一応、漫才師として『東京かしら? 品川かしら? どっちに迎えに行けばいいかな』みたいな受けをしたんですけど、放送終わってスタッフさんに指摘されるわけですよ。『あの頃、品川はないです。品川はあの頃、新幹線停まらないんですよ』って」と苦笑した。

 劇中の時代背景が80年代末頃の設定であることを細かく指摘された大吉だが、自身は地元の福岡からまだ上京していない当時のことに「そういうことを福岡のおじさんに言われても知らんから」と嘆いた。