今年2月に放送されたカンテレアナウンサー総勢21人が勢ぞろいする初のバラエティー特番「アナウンサー物語24時」の未公開シーンが12日深夜1時45分から「アナウンサー物語24時~未公開大放出SP~」(関西ローカル)として放送される。カンテレの新人アナウンサー、谷元星奈アナ(22)が初ドッキリを仕掛けられ半泣きになるシーンが放送される。

 同番組は“新任アナウンス局長”に扮(ふん)するカンニング竹山が今年11月22日に迎える開局60周年に向け、個性あふれる看板アナウンサーを育てるプロジェクト。さまざまな取材指令でアナウンサーたちを鍛え上げていく。

 先輩アナウンサーが出演するバラエティー番組「アナウンサー物語-」に司会に抜てきされた谷元に竹山は「お前カンペ、ガン見だな」とツッコみを入れる。当初、竹山は「ここのカメラをみるんだよ」などと親切にアドバイスしていたが、突然、本番中に「俺、次の仕事があるから、残りは君1人でやってね」と言い残し、スタジオを後にした。

 ムチャぶりに谷元アナはは半泣きなり、パニックに状態に。それでも台本を確認しながらなんとか司会を続けた。

 実はこれはドッキリ。収録後、ドッキリと知らされた谷元は「途中まで優しかった竹山さんが、急に『頼むよ!』と出て行かれた時は、パニックになりました。自分の進行があまりにも不慣れで、あきれて帰ってしまわれたのかと思いました。ドッキリのネタバラシをされるまで、ずっと泣きたい気持ちでした。頭が真っ白になってどう進行したのかさえも覚えていません」と振り返った。

 それでも谷元アナは「番組は台本通りにはいかないものだと勉強になりました」と局長の竹山のスパルタ教育から得たものがあったようだ。2月に放送された「アナウンサー物語24時」も、12日午前10時25分(関西ローカル)から再放送される。