フジテレビ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」(火曜午後9時)の15日第6回の平均視聴率が5・7%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べでわかった。第1回は9・7%、2回は8・4%、3回は8・3%、4回は7・9%、5回は6・7%だった。

 俳優坂口健太郎(26)が連続ドラマ初主演。ドラマは、16年に韓国で放送された同名ドラマのリメーク。現代を生きる刑事(坂口)が、過去を生きる刑事と、謎の無線機で交信し、未解決事件を解決する物語。韓国男性7人組ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」が日本のドラマ主題歌を初めて手掛けることでも話題になっている。

 あらすじは、1998年、高級住宅地で連続窃盗事件が発生。元窃盗犯の工藤(平田満)が逮捕された。やがて、刑期を終えて出所したばかりの工藤が誘拐事件を起こす。被害者は大学の研究員の香織(野崎萌香)で、両親と暮らす自宅で拉致された後、行方が分からなくなっていた。捜査本部は金銭目当ての誘拐だと断定。しかし、現場に多くの証拠が残されていることに違和感を覚えた健人(坂口健太郎)は、犯行の動機が怨恨(えんこん)ではないかと推理する。一方、香織の家に彼女本人から電話がかかってくる。