女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)15日放送第38話の平均視聴率が20・4%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、律(佐藤健)は、朝井正人(中村倫也)に誘われ近所の喫茶店おもかげに。女子にもてる正人の恋愛観を律が聞いていると、背後にいた秋風羽織(豊川悦司)が、聞き耳をたてメモに書き留めていた。そして律と正人が会話する中でペットの話題から高校受験の際に犬が車にひかれた話題となり、その出来事での意外な関係が明らかとなった。その頃鈴愛は秋風からの課題のカケアミをアシスタントのボクテ(志尊淳)らから手ほどきを受けていたが、小宮裕子(清野菜名)は鈴愛のことをよく思っておらず、小競り合いとなった、という内容だった。