女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)23日放送第45話の平均視聴率が21・1%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、ネーム紛失事件で潔白が明らかになった鈴愛(永野芽郁)は、東京に戻ってきた。鈴愛はアシスタントとして復帰する。

 秋風(豊川悦司)の提案で、若手育成のために律(佐藤健)、朝井正人(中村倫也)がモデルとなって、デッサンの特訓が行われることになった。律、正人は様々なポーズを取る。鈴愛、小宮裕子(清野菜名)、ボクテ(志尊淳)に秋風は厳しくデッサンの指導をする。特訓は夜まで行われ、10時間の“死闘”となった。

 秋風は参加した全員に「これからはすべて漫画の時間だ」と熱く語りかける。そして、熱中するものがない自分への不安を吐露する律に、秋風はいろいろな経験をした過去の話を明かす。