女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)24日放送第46話の平均視聴率が20・9%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、秋風羽織(豊川悦司)が新連載を断る。オフィス・ティンカーベルの秘書、菱本(井川遥)は秋風のとある異変に気づく。「何だかおかしい」と菱本は秋風に言う。菱本は「私より長く生きてください」と秋風に語りかける。

 秋風はオフィスに「少し、旅にでる」と書き置きを残して、姿を消す。秋風は突然、岐阜の鈴愛(永野芽郁)の実家を訪れる。楡野家の人々と食事をし、酒を酌み交わすなど、盛大なもてなしを受ける。秋風は「おいしいです」と涙を流す。

 一方、菱本は律(佐藤健)に、秋風が「5年前に、がんをやったんです。手術して助かった」と明かす。律は菱本をなぐさめるが、その姿を鈴愛が見て…、という内容だった。