ミュージシャンのGACKT(44)が、一部週刊誌で報じられた所属事務所の倒産に関する報道について「全くのデタラメ」と反論。アメリカンフットボールの悪質反則騒動にひっかけて「背後からタックルされたようなものだ」と不快感をあらわにした。

 GACKTは24日、ブログを更新。同日発売の「週刊新潮」の記事を取り上げ、「余りのバカバカしさに笑ってしまった。この記事に書いてあることに対して、正直、くだらなすぎてどうでもいいことなのだが一応コメントしておく」と言及した。

 記事に書かれた内容をひとつずつ取り上げながら「むしろボクはいい迷惑を被った被害者だ」「そんな事実も全くのデタラメ」「今回の出来事を無理やりボクに関連づけるのはそもそも乱暴すぎはしないか?」などと反論。「無理やりボクGACKTのスキャンダルに見える様な記事を書き、あたかも真実の様に掲載する新潮の品格を疑ってしまう。もっと報道すべき別のニュースがあると思うのだけれど…」とチクリと刺しながら、事務所倒産が自身とは無関係であることを強調した。

 さらにGACKTは「今回の日大アメフト部の件もあったが、大人達の勝手な都合で人の人生を振り回したり、誰かを巻き込むのはいい加減やめてもらいたい。日本に帰って来たら空港で突然新潮に背後からタックルされたようなものだ。あまりにも内容が下らなさすぎて笑えてくる」と苦言を呈し、「こんなオトナが多いから、若者が夢を見られなくなる。オトナが夢を与えられない国に未来はない。もっとこの国に、これからの若い連中の見本になる様な、夢を与えられる様なオトナが増えることをココロから望む」とつづった。