三代目J Soul Brothers岩田剛典(28)が連続ドラマ初主演となった日本テレビ系「崖っぷちホテル!」(日曜午後10時30分)の収録を終えた。「個人としても表現者としてもすごく成長できた」と思いを吐露した。最終回は17日。

 ロケ先でラストシーンの収録が終わり、スタッフから「オールアップです!」と声がかかると、やり切ったような表情を浮かべた。「本当に明るく楽しい現場だった。1話1話、撮影が進むごとにチームワークが増していくのを実感しました。最終話では、宇海直哉の気持ちと岩田剛典の作品に対する思いが合致した瞬間があって、お芝居を忘れて感情だけで撮影していました」。そして「そういう経験をさせていただけたのも、皆さんのおかげだなと思っています。本当に皆さん。ありがとうございました。また一緒にお仕事ができるように頑張っていきます。」とスタッフに感謝した。

 また「初めての座長という立場ではありましたけれど、皆さんに支えられて進むことができたなと思っています。このチームでやることができて、本当に良かったなと思っています。自分の未熟さも思い知りましたし、現場の難しさというのも肌で感じることができました」と振り返った。「何より現場が明るくて、どんなつらい状況や、厳しいスケジュールの中でも現場に行くのが嫌じゃないです。みんなの顔を見たら元気になれる。そういう現場でした。」と笑顔で語った。

 共演者については「これだけ世代が違うキャストが13人も集まっているのに、みんな本当に仲が良くて。僕が頭の中がいっぱいいっぱいになっていても、声をかけてくれることがうれしくて、『肩の力を抜けよ』って言ってもらっているような気がしていました。皆さんに引っ張ってもらった現場でした」と感謝した。

 初共演の戸田恵梨香(29)については「何度も助けてもらいました。物語の軸としてどっしり構えてくださっていたのは、僕の何よりの支えでした」と感謝の思いを口にした。