エイベックス株式会社が27日、都内の同社で会見を開き、がんの健診率向上と、線虫による早期がん検査「N-NOSE(エヌノーズ)」の普及のための啓発活動をPRしていく合同会社「AVEX&HIROTSU BIO EMPOWER LLC.」設立を発表した。

 「N-NOSE」は、尿1滴で線虫が見分ける世界初の生物判断システムで、痛みがなく、費用も低額で、がんの早期発見や再発健診に効力を発揮すると、世界的にも注目されているという。2020年1月の実用化を目指していく。

 合同会社では、同検査などの普及のためのプロモーション活動を行う。がんの早期発見の重要性を伝えるライブイベントの実施や、研究者のマネジメントを行っていくといい、同時に、小児がんの子どもたちとその家族の金銭的支援や社会的支援を目的とした一般社団法人「Empower Children」も設立。アーティストも起用したチャリティー活動を行っていく。

 合同会社の保屋松靖人代表は「5年前、息子が小児がんを患って、広津先生との出会いがきっかけでスタートした。特に若年層に向けての啓発に取り組んでいきたい」。エイベックス加藤信介グループ執行役員は「エイベックスの強みを生かしながら、ならではの価値貢献ができると思う。未来のエンターテインメントの担い手となる子どもたち、若者へ向けた取り組みしていきたい」と話した。