久本雅美(59)板野友美(27)が6日、都内で、ダブル主演する映画「イマジネーションゲーム」(28日公開、畑泰介監督)の完成披露上映会に出席した。

 仕事一筋の独身キャリアウーマンと、若くして専業主婦になった対称的な2人が、ゲームサイトでの出会いを通して人生を見つめ直すヒューマンドラマ。

 映画初主演の久本は「この年で映画に出ることも、ともちゃん(板野)と出られることも最高」と充実の表情。久本とともに主演を務める板野は、大先輩との共演に恐縮しつつも「現場でも気さくで、このままの方でした」と、笑顔で撮影を振り返った。

 お互いの印象について、久本は「かわいいし、スタイルも良くて、性格も芯があってやさしい。私に足りないものを全部持ってる」と板野を絶賛。板野も「大御所なのにいろいろ配慮してくださる。気配りがさすが。見習ってすてきな女性になりたい」と応じた。

 劇中では、キャリアウーマンらしく膝丈のスカートを着用する久本。板野から「めちゃくちゃ美脚。17歳の足」と褒められると、「足と戸籍はきれいです!」と自虐的に話して笑わせた。

 久本は9日、板野は3日が誕生日。2人にはサプライズでケーキが用意され、一緒にケーキカットを行った。久本はまもなく還暦を迎え「これからはシルバーチケットで(映画を)見られる」とニヤリ。板野は「27歳を迎えてすぐ、この映画の上映。素晴らしいスタートが切れました。飛躍の1年にしたい」と話した。