乃木坂46からの卒業を発表していた斎藤ちはる(21)相楽伊織(20)が8日、東京・神宮球場と秩父宮ラグビー場の2会場で同時開催された「6th YEAR BIRTHDAY LIVE」に出演し、乃木坂46として最後のライブステージに臨んだ。

 アンコール、秩父宮ラグビー場で「おいでシャンプー」を歌唱後、2人は中田花奈(23)から手を引かれ、ステージの中央に歩んだ。中田から「伊織とちーちゃん(斎藤)とライブをやるのは今日が最後なので」とあいさつを促された。

 斎藤は「本当に今日はみなさん、ありがとうございました。ライブをするのは今日で最後になってしまいますけど…。みんなと同じステージに立てて、サイリウム(ペンライト)のきれいな景色が見られて本当によかったです」とすがすがしい表情で語った。相楽は「私も今回が最後です。4年間やって来て、すごく楽しかったです。この経験ができなくなり、景色も見られなくなると思うと寂しいけど、これからもいろんな形で頑張ろうと思ってるし、メンバーの全国ツアーも成功させてほしいので頑張ってください!」とエールを送った。

 その後、神宮球場にいたキャプテン桜井玲香(24)のあいさつが中継され、1度は終幕したが、会場の「乃木坂46」コールは鳴りやまなかった。ステージに照明が点灯し、ダブルアンコールで「ガールズルール」が披露された。曲の途中で、神宮球場から移動してきた白石麻衣(25)がサプライズ登場すると、3万5000人が熱狂した。

 ダブルアンコール歌唱後、メンバーたちが次々と退場していった。最後に斎藤と相楽が2人で肩を組み、会場のファンに向かって頭を下げた。相楽は「本当に3日間、ありがとうございました!」と叫び、斎藤も「7年間お世話になりました。楽しかったです。ありがとうございました」と続いた。最後は2人で「大好き~!」と笑った。

 2人の最後の活動は7月16日、千葉・幕張メッセで開催される「シンクロニシティ」発売記念個別握手会となる。