老舗レコード会社、日本コロムビア所属歌手による毎月の定期ライブ「コロムビア マンスリー歌謡ライブ」が11日、東京・渋谷の「けやきホール」で行われた。

 50回の節目とあって、持ち歌だけでなく、事前に募集したリクエスト曲に応えるコーナーや、客席のファンと一緒に歌唱する企画など盛りだくさんの内容の約2時間だった。

 冠二郎(74)は50回目の開催について「まさに『継続は力なり』です。平和であるからこそ歌うことができる。平和に感謝。“冠”無量です」とダジャレでイベントをPR。100回記念公演に向けて「頑張りますよ。命の続く限り歌い続けます」と宣言した。

 そんな冠を支えるのが、16年5月に挙式した31歳下の愛妻だ。「今でも一緒にお風呂に入るし、寝るときは手をつないでいる」とのろけて「1分1秒でも一緒にいたい」と妻への熱烈な愛を語っていた。

 大石まどか(45)は今年3月に10年の結婚生活に終止符を打ったばかり。再婚への思いを聞くと「3月に離婚をしたばかり。今は歌に集中したい」と語った。

 扇ひろ子(73)は「デビューをしたのが東京五輪のあった1964年。2020年の東京五輪までは歌いたい」。山崎ていじ(61)は「これからも歌を通じて、笑顔と元気を届けたい」、伊藤美裕(31)は「アットホームな雰囲気の公演でした。また参加したい」と話した。

 同イベントは14年4月にスタート。月1回の開催を基本ベースにして行っている。