女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の17日に放送された第92話の平均視聴率が22・5%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話と鈴愛が秋風塾を辞め新展開となった82話の23・2%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)と涼次(間宮祥太朗)は着ていた白無垢に自ら足を引っかけ、ずっこけるハプニングがあったものの、どうにか無事に結婚式を終えた。1DKの新居に移るまで、今までどおりの暮らしを続けることになった。そんな時、祥平(斎藤工)が結婚式で撮影したビデオテープを渡すため、涼次とロケハンのついでに大納言にやってきた。帰宅後、部屋でひとりでビデオを再生する鈴愛だったが、画面に映る自分の姿が恥ずかしく見ていられず早回しした。ビデオの最後に、これまでお世話になった秋風や菱本、同級生の裕子らのメッセージが映し出され笑顔で涙した。しかし律からのメッセージがなかった事に気づき、また涙した、という内容だった。