女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の24日に放送された第98話の平均視聴率が21・1%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話と鈴愛が秋風塾を辞め新展開となった82話の23・2%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)は、2年をかけて脚本「名前のない鳥」を最後まで書ききった涼次(間宮祥太朗)と大喜びした。涼次の監督デビューの後押しを約束していた祥平(斎藤工)は、映画化に向けて原作者の許諾を得ようと題材となった原作者の佐野弓子(若村麻由美)らと会うことになった。しかし、その佐野は映画化を認めないことで有名な人気作家だった。その脚本を読んだ佐野は、その場で映画化決定を決めた。映画「追憶のかたつむり」では海外で賞を受賞、しかしその後はパッとせず続編も製作したが大コケした祥平は、自分が監督で映画を撮らせてほしいと佐野に願い出た、という内容だった。