女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の7日に放送された第110話の平均視聴率が22・5%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話と鈴愛が秋風塾を辞め新展開となった82話の23・2%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 鈴愛(永野芽郁)と花野(山崎莉里那)が実家に帰ってきた。

 つくし食堂で見習いとして働くアメリカ生まれアメリカ育ちの日本人、健人(小関裕太)。おかしな日本語を話す健人だが、楡野家にはすっかり馴染んでいた。 草太(上村海成)のカツ丼をアメリカに広めようと、修行している。

 鈴愛は律(佐藤健)の母和子(原田知世)と再会する。和子は拡張型心筋症だった。鈴愛は心配そうな表情を見せる。ブッチャー(矢本悠馬)からは律が梟町にいる理由を知らされ、ショックを受ける。鈴愛は律を思いやり「支えたい」と言う。