香取慎吾とスタイリストでファッションエディターの祐真朋樹氏が、有名ブランドとコラボする独自ブランド「JANTJE_ONTEMBAAR」(ヤンチェ・オンテンバール)を立ち上げ、東京・帝国ホテルの商業施設「帝国ホテルプラザ」にショップを25日にオープンさせる。

 香取によると、昨年、ジャニーズ事務所を退所後の初仕事が同ブランドのプロジェクトの立ち上げだったという。1年掛かりのプロジェクトが日の目を見ることになり、「やっと形になりました。去年からずっとやってきたんですよ」と、笑顔で語った。男性ものだけでなく女性ものも手掛けるといい、関係者によると楽しみながら取り組んでいるという。

 販売方法も独特な形が取られる。商品は完全限定販売で、売り切れたら商品の展示スペースを次のシリーズが発売されるまでギャラリーとして活用し、商品を見るだけでなく楽しめるスペースとして開放するという。また、ハイブランドから、お手頃な小物やコスメをラインアップ予定で、将来的には「JANTJE_ONTEMBAAR」ブランドの車の販売も視野に入れているという。

 香取らをマネジメントする芸能事務所「CULEN」の飯島三智社長も「JANTJE_ONTEMBAAR」への思いが強いようだ。斬新なショップコンセプトを「いつもワクワク弾けているショップ」を意味するPPP SHOP(PERMANENT POP-UP SHOP)と命名。さらに、歴史ある帝国ホテルで新しい形態の店舗出店、新旧ブランドとのコラボなど、香取らのこだわりが詰まっていることを説明した上で、「“CULEN”という社名の由来となっているカルチャー&エンターテインメントのように、いろいろな文化が結びついていったら、面白いものができるんじゃないかな」と力説した。

 それを聞いて、映画制作や積極的なネット進出、先日からオンエアが始まった香取と草なぎ剛が額を全開にしている衝撃の育毛剤のCM、香取のアーティスト活動など幅広い分野での活動が“カルチャー&エンターテインメント”というテーマに沿っていることに気付かされた。