90年代の女子高生の青春と現在を描いた映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(大根仁監督、31日公開)の女子限定制服試写会が21日、都内で行われ、主演の篠原涼子(45)と、その高校生時代を演じた広瀬すず(20)が舞台あいさつに登場した。

 映画の中で制服、ルーズソックス姿を披露している篠原は「私は高校を3カ月だけで上京しているので、着てみたかった。アラフォーになって着られるなんて夢のようでした。(撮影途中に)トイレに行って、鏡に映してニヤニヤしながら見ていました。かなりノリノリで、スカートをどんどん短くしたりしました。だけど、寒い時期だったので、ルーズソックスを上まで上げたりもしてました」と話した。

 90年代の女子高生を演じた広瀬は「コギャル監修の方がいて、撮影前に資料を見ながら勉強しました。テンションがずっと高くて、コギャルはんぱな~いと思いました。ずっと高くテンション保つのが大変でした」と振り返った。

 自身の10代を振り返り、篠原は「(アイドルグループ)東京パフォーマンスドールに入るため、16歳で高校をやめて、上京した。おすし屋さんでアルバイトやって、ライブハウスでパフォーマンスして、一生懸命、怒濤(どとう)の毎日でした」。広瀬は「中学生まで8年間、バスケットボールをやっていたんですが、今もその仲間とは必ず集まるし、一番心を許せる。何も楽しくなくても笑っちゃいます」と話した。