18日に最終回を迎えるフジ系ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(火曜午後9時)で主演を務めた女優吉岡里帆(25)と次期の同枠ドラマ「僕らは奇跡でできている」(10月9日火曜午後9時スタート)で主演を務める俳優高橋一生(37)がこのほど、「主演バトンタッチ式」を行った。

高橋が「ケンカツ」の撮影現場を訪れ、区役所のセットで吉岡と対面。以前にドラマで共演のある2人は「ご無沙汰してます」と、はにかんであいさつした。高橋が「(撮影は)どうですか?」と質問すると吉岡は「難しい題材ですがすごく意味があるドラマだと、責任を感じながらやっています」。続けて、主演を務めた感想を聞かれた吉岡は「関西テレビに番宣で行ったんですけど、めちゃくちゃ温かく受け入れてくださって、それがものすごく糧になりました。次も温かいお話だといううわさを聞いています」と笑顔で答えた。

高橋が民放ゴールデン・プライム帯(午後7時~11時)の連続ドラマで初主演を務める「僕らは奇跡でできている」は、生き物の不思議に目がない大学講師で高橋演じる相河一輝の日常を描くコミカルハートフルドラマ。高橋は「今まで僕がやらせていただいた脚本とは、ちょっとドラマのセオリーが違う。『積み上げていく』というよりも『最初から完成されている』人間の役だから、見てくれる人たちがどう感じてくれるのか」と今は不安もあるという。それでも「皆さんが楽しく撮っていらっしゃるから、それを引き継ごうと思っています」と吉岡らからパワーをもらっていた。

最後に吉岡が「ドラマ拝見します!」と笑顔を向けると高橋は「(主演を)引き継がせていただきます!」と力強く意気込んだ。