10月1日スタートの日本テレビ新番組「バゲット」(月~木曜午前10時25分)のMCを担当する青木源太アナ(35)尾崎里紗アナ(25)に加え、出演が決まった同局アナウンサー5人がこのたび、東京・汐留の同局で取材に応じた。

この日、出演が発表されたのは藤井恒久アナ(49)ラルフ鈴木アナ(44)杉上佐智枝アナ(40)中野謙吾アナ(37)杉野真実アナ(28)。

それぞれが番組でやりたいことをプレゼンする中、最年長の藤井アナは「パ~アナになる」とアピールし一堂を沈黙させた。「入社時に、『TVおじゃマンボウ』という番組を担当して“元祖バカアナ”と言われました。今回初心に帰って大暴れしたいなと思っております」と話した。

語学が堪能なラルフアナは「インタビュー&オリパラ」をアピールした。外国人観光客にインタビューすることで日本の良さを再発見し、五輪・パラリンピックの新種目に焦点を当てる企画をアピールした。絵本専門士の資格を今年5月に取得した杉上アナは、アナウンサーの特技と絵本の読み聞かせを合体させた“絵本劇団”立ち上げる野望を語った。

自称イクメンの中野アナは、「父親だけど主婦目線も交えて何かできればと思います」、杉野アナは「得意な書道を通じて和を訴えたい」と語った。

同番組は、同局初の局アナのみによる情報番組として産声を上げる。青木アナは、「日本テレビは24時間テレビや箱根駅伝など、局全体で盛り上げる番組が多い。当然アナウンサーの連携が必要になってくるので、先輩後輩の距離が近かったり、ざっくばらんなやりとりができるのが日テレアナの強みだと思います。そういった部分も、バゲットの中で出していきたい」とアピールした。

09年の『世界まる見え!DX特別版』では藤井アナがMC、青木アナがリポーターだった。藤井アナが「隔世の感がある」と話すと、青木アナは「藤井君、頑張ろう!」と笑いながら話し、「あっ、これ冗談ですからね!」と取材陣に念を押した。藤井は「あの時支えてもらったから、しっかり支えますよ!」とほほ笑んだ。