元AKB48の女優渡辺麻友(24)が主演のフジテレビ系、オトナの土ドラ「いつかこの雨がやむ日まで」(土曜午後11時40分)の22日放送の第7話の視聴率が1・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。前週より0・9ポイント、ダウンした。

視聴率は初回から2・9、2・5、2・4、1・9、3・2、0・3%だった。

渡辺が演じる主人公・北園ひかりは15年前、11歳の時に兄の国彦(桐山漣)が恋人のミュージカル女優・矢吹麻美(三倉茉奈)を殺して殺人犯になったことから人生が一変した。故郷を去り、現在はキャバクラに勤めながら、ミュージカル女優になることを夢見ている。国彦の出所が決まり、ひかりは別れを告げるために刑務所の外で待ち受ける。そこで国彦は「俺は殺していない」と衝撃の告白をする。そしてまた、新たな事件が起こるラブサスペンス。

ひかりが所属する「劇団ウミヘビ」の主宰者の天竺要を演じる吹越満(53)は「過去の謎がいっぱいありますよね。まだまだはっきりしていないことも多く、その都度人間関係が変わっていく。話があちこちで展開するところなんかは、ものすごく連ドラらしい連ドラであり、連ドラならではの面白みが詰まっていると思います。物語の後半、天竺に関しても非常に驚く場面が出てきます。天竺とひかりの関係も大きく変わっていきます。天竺がひかりの意外な一面をどんどん引き出すはずです。その中で、ひどい言葉を投げかけますけど、そこは、ドラマを盛り上げるためと理解して、許してくださいね(笑い)」と話している。

22日放送の第7話では、ひかり(渡辺)の兄・国彦(桐山)が歩道橋から転落し、意識不明で病院に運び込まれたと母・由布子(斉藤由貴)から連絡が入った。眠り続ける兄を前に思わず笑みを浮かべてしまうひかり。「ひかり…今、笑った?」母の問いかけに自分の中に芽生えた感情に気付き、ひかりは恐怖を感じた。

そんな中、国彦の転落事故を通報したのが、15年前に死んだ麻美の姉・千尋(星野真里)だったことを、刑事の剛田仁志(木村祐一)は知った。なぜ千尋が国彦をかくまっていたのか、千尋と麻美の父で衆議院議員の矢吹洋一(京本政樹)はなぜ、15年前目撃者の少年の記憶を剛田に改ざんさせたのか。剛田はある推理を矢吹に突きつける。麻美を殺したのは姉の千尋ではないか、と。それを隠すために矢吹は担当刑事だった剛田を金で抱き込んだ。剛田の推理を聞いた矢吹は否定しなかった