モデルで女優の南里美希(30)が、11日に初日を迎える舞台「NEWライブ・レボリューション~スッポンポンで愛を~」(東京・品川プリンスホテル クラブeX)で舞台デビューする。3人組ダンスボーカルユニットLeadが主演の青春ドラマでヒロインを務める。

ドラマ、映画で演技の経験のある南里だが「映像とは全く違う。同じお芝居をしても、お客さんに全然通じない。いかに声を張って通るようにするか、演じる技術が必要だと痛感しています」。本番まで1週間を切った。「初日がマックスに緊張すると思います。不安でもあり、楽しみでもあります。自分に責任を持って、どんと来い! です」と話している。

先月、30歳になった。「20代の時は、がむしゃらに仕事を頑張るだけで、苦しい思いもしました。だけど自分に余裕が出てきて、プラスアルファを生み出せるのが30代だと思います。もっと物事を深く掘り下げて、勉強するようにようになりました。大人になるって楽しいと感じています」。

モデルから女優へと歩んできた。「似ているようだけど、全然違う。モデルの仕事は、その瞬間を美しく切り取っていく。だけど、お芝居の仕事はグチャグチャになって、恥をさらすこともある。共通するのは気持ち。感情が動いていないと、いいものはできない。どちらも、楽しいですね」と笑顔を見せた。

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◆南里美希(なんり・みき)1988年(昭63)9月20日、沖縄県生まれ。09年から雑誌「Ray」のモデルとして活躍。13年テレビ東京系「牙狼〈GARO〉」で女優デビュー。15年映画「牙狼〈GARO〉-GOLDSTORM-翔」で映画デビュー。趣味は音楽鑑賞、シュノーケリング、名刺収集など。特技はヘアメーク。164センチ、B80-W56-H85センチ。血液型A。