女優の赤木春恵さんが、29日、朝5時過ぎに心不全で東京都内の病院で亡くなったとNHK総合「おはよう日本」が報じた。94歳だった。

赤木春恵さんの略歴は以下の通り。

◆赤木春恵(あかぎ・はるえ)さん 1924年(大13)3月14日、満州(現中国東北部)生まれ。

40年に松竹ニューフェースとして入社。59年、森繁久弥主宰の劇団に参加。72年にNHK朝の連続テレビ小説「藍より青く」で主人公の母親役で人気を得る。TBS系「3年B組金八先生」「渡る世間は鬼ばかり」、NHK「おんな太閤記」「おしん」の人気ドラマに出演。著書に「おばあちゃんの家事秘伝」。13年、映画「ペコロスの母に会いに行く」(森崎東監督、配給東風)に89歳で初主演したことで、「世界最高齢での映画初主演女優」としてギネス世界記録に認定された。