歌謡漫談グループ「灘康次とモダンカンカン」のリーダーで、ボーイズバラエティ協会名誉会長の灘康次さんが、5日に肝臓がんのために亡くなったことがわかった。89歳だった。

同協会は6日、公式フェイスブックで「ボーイズバラエティ協会名誉会長。灘康次儀 3月5日午後2時10分 肝臓がんのため、永眠致しました」と伝えた。通夜は9日午後6時から、告別式は10日午前11時から、東京・目黒区の碑文谷会館で行われる。

たけし軍団のグレート義太夫は7日更新のブログで哀悼。15年に初めて対面したといい、「ごあいさつに行った時、『ビートたけしの弟子の…』と言うと、チラッとこちらを見られて、ニコッと笑われた」「ついに生で『地球の上に朝が来る』を聞きました。当時86歳とは思えない力強い歌声でした。結局ご一緒できたのは、その一度きりでしたけど、オーラと言うか貫禄は、とても様子が良かったです」と振り返り、「灘先生、お疲れさまでした。微力ながら、ボーイズバラエティ協会、盛り上げていきます」とつづった。