テレビ朝日の定例会見が26日、都内の同局で行われ、早河洋会長(75)が出席した。

早河会長は、ドラマが好調だった本年度を振り返り「『リーガルV』『特捜9』『未解決の女』『科捜研の女』が各クールの民放上位。『相棒』は放送開始からの平均が16・1%という驚異的数字を獲得した。『おっさんずラブ』は広告が振るわない中、出版、イベントなどで利益を生んだ。若手の起用が功を奏した形で、大変うれしいブレイクでした」と話した。

2月1日からの開局60周年イヤーでは帯ドラマ「やすらぎの刻(とき)~道」、5夜連続ドラマ「白い巨塔」などを放送予定。早河会長は「まずは記念番組を成功させたい」と意気込んだ。

レギュラー放送では、4月から「ワイド!スクランブル」を「大下容子ワイド!スクランブル」に改題。「昨年12月のリニューアルで他局と渡り合う上昇気象になっている。さらなる期待をしての措置」と話した。また「絶好調の朝帯の2番組(『グッド!モーニング』『羽鳥慎一モーニングショー』)、堅調の『スーパーJチャンネル』、復調気味の『報道ステーション』、5つのベルトともトップを走っていきたい。全体として元気で明るいテレビ朝日として走り抜けていければ」と抱負を語った。