ピエール瀧被告に、大手芸能事務所が接触を図っていることが5日、分かった。複数の関係者によると、人気俳優ら多くのタレントを抱える事務所が、早くも瀧被告の獲得に興味を示しており、関係者を通じて本人にアプローチしているという。

瀧被告は逮捕後今年4月2日付でソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)のマネジメント契約を解除されていた。芸能関係者は「俳優としての実力は確かなもので、多くの作品で存在感を発揮してきた。今すぐの活動再開は現実的ではないが、しっかりと薬物治療を終え、世間的なほとぼりも冷めれば、また映画やドラマで活躍できる可能性は十分にあるのではないか」と話している。

また、瀧被告の契約解除後、4月18日には石野もツイッターで「もう事務所は辞める」「瀧もいないし」などとSMA退社を示唆していた。今のところ、電気グルーヴも石野もSMA所属となっているが、今後移籍する可能性もある。「瀧被告、石野さん含めて、電気グルーヴごと所属させられないか検討している芸能事務所もあるようだ」と明かす関係者もいるが、別の関係者は「瀧被告が薬物治療を受けているうちは次の所属先は確定せず、しばらくはフリーで通すのではないか」と話してもいる。