爆笑問題の太田光(54)が30日、TBS系情報番組「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)で反社会的勢力の忘年会やパーティーに出席して金銭を受領していたとして、吉本興業などの芸人が謹慎処分を受けた件について私見を述べた。

女医でタレントの西川史子(48)が復帰について「謝罪文とかにうまく考えて復帰しますという感じになっていたりして、あまり良くない感じの謝罪文と感じた。復帰はないということで文章を作った方が良かった」と厳しい意見を述べた。

太田は「無期限活動停止になって、舞台も奪われて、収入もゼロ。コンプライアンスだけ教えられて芸人の再教育といって何ができるのかなと。どこにもいけないから芸人やっているわけで、そこを奪われたらどうにもならない」と謹慎処分への疑問を呈した。

また、反社会勢力のパーティーなどに出席することについて「反社会というけど、宮迫(博之)の出たパーティーって主催者が逮捕される半年前。警察も犯罪者だって決めかねている。ホテルも借りている。そういった中で、何で芸人が反社会だって見抜いて拒否できるの?」と、芸人だけがコンプライアンスを求められている現状について語った。

一方で、太田は「宮迫が(パーティーで)歌を歌ってたのが一番腹が立つ。ネタをやれよってことなんですよ」と芸人論を語り、「あいつは中途半端。ネタをやったら金をもらうのが芸人。何を大事にしていたかということです」と、宮迫の芸人としての姿勢を批判した。