女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の4日に放送された第82回の平均視聴率が21・3%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、なつと咲太郎(岡田将生)は、妹の千遥に会うために北海道にやってきた。早朝、帯広に着いたなつらは雪月に立ち寄り、雪之助(安田顕)の運転する車で柴田家に向かった。なつが柴田家に着くと、到着を待ちわびていた富士子らみんなが出迎えた。早速、なつは千遥(清原果耶)の居場所を聞いたが、泰樹(草刈正雄)は「おらん」と言うと、富士子も家から急にいなくなったことを伝えた。その後、泰樹は千遥が搾乳した時のことを話し「信じて待て」と伝えた。すると後日、千遥から一通の手紙が送られてきた、という内容だった。