吉本興業OBで、反社会的勢力との交際問題で11年に引退した島田紳助さん(63)から、一連の闇営業問題に関連し、同社幹部に「宮迫を辞めさせないでほしい」という趣旨の連絡があったとみられることが23日、関係者への取材で分かった。

岡本社長は22日の会見で「大阪のあるタレントさんから電話があり(宮迫を)引退だけはさせないでください、と言われた」などと話していたが、関係者によるとこの「大阪のタレント」が紳助さんの可能性があるという。

紳助さんは、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」の初代所長としてMCを務め、引退と同時に降板した。宮迫は同番組で交代制でMCを務めた経緯があり(現在は降板)、紳助さんから見れば事務所、番組の後輩でもある。吉本興業内には紳助さんを慕う幹部はおり、タレントにも大きな影響力がある。宮迫、亮の闇営業問題は大物OBも真剣に注視しているようだ。