演歌歌手中沢卓也(23)が26日、東京・日本青年館ホールで、「中沢卓也コンサート2019~令和の幕開け、新たな世界を切り開く~」を行った。

この2年、マイナビ赤坂BLITZで開催してきた秋のコンサートがホールコンサートへと成長。中沢にとって、過去最大級のコンサートとなった。開演前に取材に応じた中沢は「会館を借りてのコンサートは初めて。気持ちが引き締まるし、ワクワクしています。僕自身も楽しみつつ頑張りたいです」と意気込んだ。

同コンサートには、スペシャルゲストで美川憲一(73)が出演。「新潟ブルース」「さそり座の女」の2曲でコラボした。

美川は「お客さんへの感謝が伝われば“中沢卓也っていいわよ”という言葉が1人歩きしていく。これがとても大事なこと」とアドバイスを送った。「将来の座長公演にもつながるので、それにはまず紅白歌合戦ね」と続けた。

中沢は「お客さまへの恩返しとしても目指したい場所です。そこに向けて頑張ってはいますけど、まだ未知の世界。レコード大賞新人賞をもらった時に見たあの景色も忘れられないので、レコ大も目指したい」とアピールした。

そんな中沢を美川は「あんた、よくそこまでしゃべるようになったわよ。すごい成長だわ!」と喜び、「“かっこいいな”とファンの皆さんに見せるのは大切なこと。3年間ですごく成長したわね」と目を細めた。

この日、1100人のファンの前で「青いダイヤモンド」など全27曲を歌った。