東大出身のピアニスト園田涼(32)が1日、神戸市内でストリートピアノの演奏を行い、家路に急ぐ人らが足を止め、自身の「273マイル」やドビュッシーの「ゴリウォーグのケークウォーク」など6曲に耳を傾けた。兵庫・三木市出身で、学生時代は名門灘中、灘高に通学。演奏を行った神戸駅近くの「デュオこうべ」も「よく遊びに来た思い出の場所」だそうで、「ここで(音楽ユニットの)ル・クプルの生演奏を聴きました」と笑顔を見せた。

今年は日本とショパンの母国ポーランド国交樹立100周年で、このイベントも、「ショパン200年の肖像展」(兵庫県立美術館、12日開幕)を記念して開催。同展と連動したコンピレーションアルバムにも、園田が率いる13人組ポップスオーケストラ「ソノダオーケストラ」が、ショパンの幻想即興曲[即興曲第4番「遺作」作品66]を寄せる。「ピアノの詩人」と呼ばれる巨匠を追い掛けるが、「楽曲を聴いて、一生懸命学んでいるような感じです」と謙虚だ。自身は来年デビュー10周年を迎えるが、「いろいろなアーティストと共演して、どんどん新しいことや、驚かれる曲を作りたい」と目を輝かせた。

園田はピアニスト西村由紀江らと、17日に神戸新聞松方ホールで開催される「ショパンメモリアルコンサート」、20日は京都コンサートホール「時の響スペシャル ショパンコード」に出演する。詳細は公式サイト(https://sonodaryo.com/)を参照。