9日放送の水谷豊(67)主演テレビ朝日系ドラマ「相棒season18」(水曜午後9時)の初回視聴率が16・7%だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京と、反町隆史(45)演じるその相棒、冠城亘の活躍を描く人気刑事ドラマシリーズ。シーズン18を迎え、2クールで放送される。

初回のゲストは船越英一郎、木村佳乃、北香那、団時朗。恒例のロンドン旅行を終えたはずの杉下右京が1週間無断欠勤を続けていた。電話もつながらず、留守電を残しても折り返しすらない。冠城亘をはじめ周囲は安否を気にしていた。

その最中、右京のスマートフォンが発泡スチロール容器に封入された状態で秋田の海岸に流れ着いたと、県警から連絡が入る。潮流を計算したところ、北海道の北に位置する最果ての離島「天礼島」が荷物の出発点と想定された。島に渡る飛行機の搭乗者名簿にも、右京の名前が見つかる。

手掛かりを求めて単身島に乗り込んだ亘だったが、島の住人は誰も右京を見かけていないという。島で捜索を始めると、本州からやってきたという元特殊部隊群所属レンジャー、岩田純(船越)と出会う。岩田は、日本とロシアの交流を目的とした「信頼と友好の館」で暮らしながら、その活動に傾倒する娘のミナ(北)を連れ戻しにやってきたという。やがてミナの仲間が次々と遺体となって発見される事件が発生する。