映画と文化を融合させた「京都国際映画祭2019」が17日、開幕し、京都・西本願寺で開会式典が行われた。

国際的な活躍が期待される三船敏郎賞は、俳優中井貴一(58)に決定。中井は「長く役者を続けられたのは、いい先輩たちに恵まれたから」と言い「これから精進したい」と喜んだ。日本映画の発展に貢献した人物に贈られる牧野省三賞は、昨年8月に亡くなった津川雅彦さん(享年78)。牧野氏を祖父に持つ津川さんは生前、同映画祭の式典にも出席しており、この日は、長女で女優の真由子が代理で出席した。