タレントの原千晶(45)が、25年間所属していた芸能事務所ワタナベエンターテインメントを3月31日付で退所したことを報告した。

原は1日のブログで、退所を報告。芸能界デビューして間もない21歳の頃から所属した事務所に「正直、芸能界向きではない不器用な、人見知りな私をここまで支えて下さり根気よく向き合ってくださった事 本当にありがたい気持ちでいっぱいです」と、感謝の言葉をつづった。

原は05年に子宮頸(けい)がんが見つかり温存手術を受けたが、09年に再発。子宮頸(けい)がんと子宮体がんが併発し、10年に全摘手術を受けた。それから10年がたった節目の年に退所することについて、「これまで患者会を立ち上げた事で多くの命を見つめてきた中で、やはり人生は一度きりという事と、有限であるという事 深く考えさせられました。自分のこれからを真剣に考えた上での決断で、この決断を社長はじめ、これまでお世話になってきたスタッフの方にも快く受け入れて頂きました」と、説明した。

退所後も芸能活動は続ける意向だが、少し時間が必要、とつづった。「今後は自分の足で、よちよち歩きではありますが立って歩いて行こうと思っております。芸能活動は続けさせて頂きたいと考えておりますが 本気で向き合うには身体、心、経験、知識 様々な強さが必要です。46歳にもなろうとしている身で、本当に情けないのですがこのどれもが未熟で不完全だと自覚しております」としつつも、「再び皆さんの前に立てるまでは少し時間が必要で、改めて自身を鍛錬し またいつかお目にかかれる日が来るように精進していきますので どうぞこれからも原千晶を宜しくお願いいたします!!」と、呼びかけた。